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February 2006

痛い腰と手術

腰痛を訴える患者さんは多い。ウチの場合、約7割の人がそうである。しかし、単純に腰痛といっても様々なものがある。単に筋肉が張っているだけの場合もあれば、椎間板(背骨と背骨の間)に問題のある人もいる。当院に来院の方は、たいてい腰痛がひどい人なので、椎間板の障害の人も多い。
中には手術が必要だといわれているという人もいる。でも、そんな人でも治療すると、たいていの場合よくなるんですよね。まれに治らない人もいるけど。では、手術が必要といわれた人で、ウチで治っている人は、いったい何なんだろう。逆にききたい。手術って、本当に必要なの?

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鍼と消毒

ウチでは鍼は、使い捨て(ディスポーサブル)のものを使用している。1人に治療すれば、ぽい、である。鍼を入れるシャーレは、オートクレーブという消毒滅菌専門の器械で消毒している。
鍼灸師によっては、鍼もオートクレーブで消毒して再使用しているかもしれないが、まずそれで安全性は保てる。
ところが、鍼灸師によっては、どういう訳かそのような消毒滅菌の常識を守らない人が、少数ながら存在する。名前は挙げないが、某有名鍼灸師で、わざわざホームページで消毒が不完全でも感染しないと自説を宣っている鍼灸師もいるが、こんなのは問題外である。治療する資格すらない。
一時中国で鍼をするツアーがはやったが、今でもあるんだろうか。はっきり言って中国の鍼治療は、衛生的にきわめて怪しい。中国の某国立の中医薬大学の鍼灸師を見学したことがあったが、数時間の間に消毒をしたのを見なかったのはもちろん、何十人も患者を触っているのに、ついに手を洗っているところすら見なかった。さすがにこんなのは、我が国ではあり得ないだろうが。

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たぶん昨日よりも今日の方が…

長年治療をしていると、当然その技術は向上する。まれに向上しない人もいるが、そのような人は、全然勉強しないか、まるで考えずに治療をしている人だ。
すると、「あ、あのときのあの人は、こんな風に治療すればよかった」と後悔しつつ反省することがある。技術が向上すれば、過去に治療した人に、今しているこの治療をしていれば治ったのに、と思うのである。つまり、日一日、私でさえも進歩しているということ。
あのとき治らなかった人、ごめんなさいね。今は治せます。たぶん。…といっても聞こえないけど、心の中では叫んでます。

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