« September 2006 | Main | November 2006 »

October 2006

食欲の秋

これはウソです。

……………

食欲の春夏秋冬。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

NTT西日本は何してる?

先日のNTT東日本の光電話障害に続いて、今度は西日本です。当院は光電話を使っているので、まともに被害を被っています。23日月曜日以来今日に至るまで、ほとんど電話がつかえない。患者さんからも電話が通じないと苦情をいただきました。
NTT西日本内のサーバーに負荷がかかりすぎて制限を行った結果、今回の事態になったようですが、光電話の普及に伴い、このようなことは容易に予想できたはずです。社内の連携が悪いのか、怠慢なのかは知りませんが、いずれにせよ、ばかばかしい限りです。
使用者のことを大して考えていないのは、ホームページにおける説明を見るとよくわかります。

(以下引用)
故障原因 <別紙2参照>
 呼処理サーバの容量を超えたトラヒックが流れたため、輻輳が発生し、そのため中継系呼制御サーバに影響を与えたものと考えています。

呼処理サーバーって何?トラヒックッて何?輻湊って何?中継系呼制御サーバって何?

専門家が専門家のために書いた文章みたいで、これではほとんどの人はわからないんではないでしょうか。
それともNTT西日本は、専門用語がわからなければ光電話は使うなと言うのでしょうか。

今日の報告では、次のように書かれています。

4、原因
現在原因を調査しておりますが、本日の通話の規制については、一昨日・昨日(10月23日、10月24日)の原因とは異なり、「ひかり電話」と「ひかり電話」以外(加入電話等)への通話・通信を制御する装置(中継系呼制御サーバ)の一部に高負荷がかかったために、実施したものです。
なお、昨日までの事象に対する対策として、今朝までに増設を完了した呼処理サーバについては、正常に機能し、昨日時点で発生していた呼処理サーバの高負荷状態は解消され処理能力の向上を図ることができております。

5.措置状況
ネットワークの負荷を軽減するため、引き続き通話の規制を行っております。また、今後、現在高負荷状態となっている中継系呼制御サーバの再立ち上げを行うとともに、当該のサーバに収容されている加入者データの分散を図り、高負荷状態の解消を図る予定です。

6.回復見込み
現時点、回復見込みは不明です。

要するに、違う原因の故障が生じたと言うことなんでしょうが、相変わらず、何のことかわからん。これでは単なるいいわけですね。

いいわけはいいから、早く電話が通じるようにしてもらいたいもんです。

ちなみに、文句を言おうと思って、NTT西日本の問い合わせ番号にかけたんですが、ことごとく通じませんでした。
通じない問い合わせ番号なら、設ける必要ないんでは?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

補瀉2

前回の続き…。

皮膚分節(皮膚の神経支配領域)を考えると、下肢外側と下腿後側、殿部の一部が仙髄支配で、それ以外はすべて頚髄から腰髄が関係しています。筋肉レベルで考えますと、下腿は仙髄レベルで、それ以外は頚髄から腰髄が関係しています。
その様に考えますと、副交感神経性の要素を含む仙骨神経は、殿部の一部と下肢外側と腓腹筋部、つまり経脈で考えますと、足少陽胆経と足太陽膀胱経が関係ありそうです。筋肉レベルで考えますと、下腿全域が関係しそうです。
つまり、たとえば鍼治療で考えますと、皮膚に刺鍼するときは、もし足少陽胆経と足太陽膀胱経の領域に行うと、副交感神経に働き、筋肉に刺鍼するときは、下腿全域の足の経脈が副交感神経に関係すると言うことになります。
ですからたとえば、脾胃の働きを亢進させたい時に下腿を使うときは、深く刺さなければ副交感神経に作用することはないと言うことになります。足少陰腎経もある程度の深さが必要でしょう。しかし、足太陽膀胱経や足少陽胆経ですと、皮膚程度の浅い刺鍼で副交感神経に働かせる事が出来ると言うことになります。

その様に考えますと、同じ補瀉をするにしても、前腕に刺鍼するときと、下腿に刺鍼するときでは、作用する自律神経が異なると言うことになります。すなわち、下腿は副交感神経系ですが、前腕は交感神経系ということです。
すると、たとえば前腕の手少陰心経に補法を行うと、循環器系の機能が亢進され、手太陰肺経に補法を行うと、呼吸器系の機能が亢進されるということですし、それぞれ、不整脈とか、気管支喘息とか、副交感神経が作用していそうな疾患に効果を出すと言うことが推定できます。
同じように下腿に補法を行うと、腹腔臓器の機能を亢進させることが出来そうです。腹腔臓器の機能は副交感神経が大きく関係するからです。

ということで、補瀉も、一体どの自律神経に作用されるかと言うこと、補瀉の使い分け、及び、どの深さに刺すと、目的の神経に作用できるのかと言うことが明確になってきそうです。

ところが問題は、これまで経験的に使われてきた経穴の補瀉と、自律神経の関係を厳密に考えていくと、さらに照査が必要であり、場合によっては(自律神経と補瀉との関係が正しいとすると)、たとえばこれまで瀉法を行ってきた部位が実は補法の方が効果的であったりすると言うことも出てくるかも知れません。但し、補法が機能亢進に、瀉法が機能減退に働くとすればの話ですが。
加えて、特に初心者の鍼灸師は、補法は穏やかに瀉法は少しぐらい痛いくらい強くしてもかまわないと考えることが、実は違うのだという事実に気づくことにもなります。
脊柱の外側の筋は、交感神経の興奮で容易に緊張しますが、その筋をゆるめるに当たって瀉法をしようと、つまり交感神経の興奮を鎮静させようとして、強い刺激を加えると、かえって筋の緊張を招き、そのことが交感神経へ働き興奮亢進に働いてしまうことも予想されます。つまり、たとえばこの部位、足太陽膀胱経にほぼ当たりますが、筋の緊張を緩解させる目的で瀉法を行うためには、緩やかな刺激で行わなければならないと言うことになります。

これはマッサージ手技を考えるとよくわかります。
これら背部筋の緊張緩解を図ろうと、むやみに強い揉捏を行うと、その直後はなるほど緊張緩解を起こしますが、その後、反作用として緊張してしまいます。これは、瀉法を行おうとして逆の作用になってしまった典型と考えることが出来ます。マッサージの臨床的には、むしろ緩やかに筋線維をのばすような形で筋緊張の緩解を図り、その結果として交感神経の興奮を静めなければならないのですが、それを東洋医学的に考えると瀉法を言うことになるんです。
これをそのまま鍼治療に当てはめますと、強い刺激イコール瀉法とは決してならないことが明確になってきます。

東洋医学を東洋医学の理論のまま考えていくのも重要ですが、現実に存在する人体を目の前にして、現代医学的に考えていくと、それが東洋医学の理論とどのように関連づけられるのか、大海のような世界が広がって参ります。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2006 | Main | November 2006 »