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June 2007

日本のマッサージ教育は遅れている

多くの人がご存じないようだが、マッサージを行うのには国家資格が必要です。我が国には、あん摩マッサージ指圧師というれっきとした国家資格があり、文部省か厚生労働省の認可する学校か養成施設に3年通い、基礎医学、臨床医学、関係する法律などを問う試験に合格しなければなりません。

ところが、無免許者が多いんですね。一説では、8割が無免許。

その無免許者に対抗するためには、当然、正規のマッサージ師の腕があればすむことなんですが…。

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学生は商品だ

何かを作る会社にとって大切なものは商品です。送り出す商品がきちんとしていないと、その会社の評判は落ちます。これは当然のことです。

これを学校に置き換えると、学生・生徒は商品なんですね。いずれ送り出す学生の質が悪ければ、その学校の評価は落ちます。これは特に鍼灸学校に限らないことですけれど。

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最近の鍼灸学校事情

ここ最近鍼灸学校が急造しています。鍼灸師希望者はそんなに増えていないにも関わらずです。もともとは柔道整復師(柔整師)の学校が増えました。これは厚生労働省の学校設立規制がある事情で緩和されたからですが、柔整学校に関する法律と鍼灸学校に関する法律がほとんど条文が変わらないため、鍼灸学校設立が相次いだんですね。
柔整師に関しては門外漢なので知りませんが、鍼灸学校設立の急増は、明らかに無理があります。

そのおかげで、各鍼灸学校は大変みたいですね。

新規の学校は増えるわ、既存の学校は新しい鍼灸科を増やすわで、定員割れ続出みたいです。
資金力と経営力のある学校は大丈夫でしょうが、なんのポリシーもなく、ただウチも波に乗っかれとばかりに新規に学生募集数を増やした結果、早くもあちこちで経営危機の声が聞こえています。

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鍼灸学校の選び方

ウチには、鍼灸師志望の方から結構問い合わせが来ます。

鍼灸師になるにはどうしたらいいですか?
どこの学校がいいですか?
○○鍼灸専門学校を希望しているんですが、評判はどうなのでしょうか?
などです。

できるだけ正確に、しかも、いいことだけ教えると言うことはしないようにしています。

鍼灸師になるのはそれほど難しくありません。学校は最近大幅に増えていますし、国家試験もまじめに勉強していれば、よほどデキの悪い人でない限り通ります(75パーセントくらい)。
問題は、どの学校を選ぶかと、どのように勉強するかです。

もし質問されたら、次のようなことを説明してます。

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10月8日、川崎市でセミナーします

ブログを連日書くというのは初めてで、ひどいときは2ヶ月も書かなかったということがありましたが、ウチの息子が「毎日書け、それくらいできなくてどーする」とえらそーにいうので、よっしゃ、毎日書いてやろ、と決心しました。でも、日祝と、うちの治療院の休みの日とあまりにも忙しい日は休みますけど。
さきのブログのように、間違えてるから削除お願いしますねと言ってくれれば素直にごめんなさいというものを、いきなり弁護士使ってケンカをふっかけてくるのには、とことん対処して全部公開するのでその間は書く内容に困らないんですが、「もし」、「万が一」休み日でもないのに休載したら、「ネタが尽きた」ということで勘弁してください。

さて、本題。
来る10月8日、神奈川県川崎市にて、臨床伝統医療研究会(以下、略称のSGTMCAと書きます)の関東セミナーを開催します。この会では私がメイン講師をしていますが、じつは、関西以外でセミナーをするのは初めてです。

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オステオパシーのウソと間違い

以下に書いたものは、オステオパシーに関するサイト(オステオパシーを教えているところ、しているところ。ただし、自称)から集めたものです。ぜーんぶ、オステオパシーの考え方を知らないか、「外れています」。つまり、偽物。

1、オステオパシーの方もカイロプラクティックに追従する様な格好で、一部の団体は国際基準に近づく資格としてMROなるものを作っているようですが、オステオパシーはカイロプラクティックと全く違う基準や資格であります。

MROというのは日本オステオパシー連合が制定しているものですが、別にこの団体が単独で作っているものではないんですね。フランスとかスペインとかいくつかの国で同じ名称を使っています。もちろん、我が国では、連合傘下の団体の長が推薦をして、学科と実技の試験に合格しなければ得ることはできません。また取得した後も年40時間以上の講習を受けないと失格となります。そんなことも知らないんでしょうね。ま、その前に文法おかしいですけど。


2、『オステオパシー』って、聞きなれないと感じている方も多いと思いますが、これはほぐし重視で痛みの消える体位を持続し、「骨格矯正」「筋肉調整」をするソフトな手技療法で、無痛バランス整体法とも呼ばれています。

すっかり間違えています。ほぐし重視って何?「無痛バランス整体法」と言われているって初めて聞きました。それにオステオパシーは骨格と筋肉だけが対象ではないんですけど…。根本的にオステオパシーを知らないのでしょう。


3、「オステオパシー手技療法の素晴らしさを一人でも多くの方々に知ってもらいたい」と○○氏がおよそ1年前からはじめた「△△オステオパシー教室」では、生徒が5人ほどの少人数制授業を実施しています。週1回2~3 時間のペースで6カ月間(50万円)受講し、夜間や土日を利用して学べることから、働いている人に人気なようです。コース修了後には、××協会の認定証が授与されます。

こんな少ない時間では、オステオパシーの入門編にも満たないでしょう。これ、教えている人も、この程度の習得しかしていないんでしょうね。無理です。絶対無理です。習得できないのはもちろん、治療を受けたら怖いです。認定証なんか紙切れにしか過ぎないんですけど。因みに認定証発行しているところは先に書いたMROを批判しているところ。他団体発行の海外のオステオパシー関係者ならわかる資格は気に入らないけど、自分トコの紙切れは出すんですね


4、オステオパシーは、1842年にアンドリュー・テイラー・スティル医学博士により始められました。神経の中心(脳と脊髄)の表面を絶えず流動している脳脊髄液(脳のリンパ液)の流れに着眼した彼は、脳の老廃物を運ぶ脳脊髄液の停留により、神経がうまく機能せず自己防衛力や自然治癒力(免疫機能)の低下が起こるのではないかと考えたのです。

この人は、オステオパシーの専門書読んだことないんではないでしょうか。脳脊髄液にも注目していたようですが、スティル自身が、脳脊髄液の治療をしていたかどうかは定かではありません。治療として始めたのは後のサザーランド博士です。ここも学校です。おお怖っ。


5、現代オステオパシーの3大テクニックである頭蓋仙骨療法C.S.T.、ストレイン・カウンターストレインS.C.S.、筋エネルギーテクニックM.E.T.など、超ソフト手技矯正を中心とした「総合手技療法」と言えるかもしれません。

頭蓋仙骨療法は、サザーランド博士が創始した頭蓋オステオパシーを家庭でもできるようにアレンジしたいわば亜流です。頭蓋仙骨療法とかSOTとかを標榜したトコは、たいていオステオパシーに疎い人がしているようです。


6、オステオパシーという手技法の大きな特徴は、頭蓋骨が動くとした点である。

確かに頭は触りますし、動かしますけどね。こう断言されると困ってしまいます。頭だけ触るのがオステオパシーではないんですけど…。根本的に理解していないようです

もっと数多くありますけど、書くの面倒になってきました…。どこもかしこもおもいっきりオステオパシー知らない人がオステオパシーしてますっ!、教えてますっ!って、書いているんですもん

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オステオパシーを学ぶには

最近、オステオパシーを教えるという学校が増えてきました。
中には、ウチは理論派ではなく実践派だと称して、基礎医学やオステオパシー理論をおろそかにするようなところもあります。
でも、こんな学校の言い分は、単なる詭弁です

基本的な理論や医学を教える知識がないから、このようないいわけをしているのに過ぎないのでしょう

オステオパシーを学ぶのには技術をきちんと学ぶのが大事なのはもちろんですが、それとともに、深い解剖学や生理学、オステオパシーの理論の理解が絶対必要です。十数時間の座学だけで全くの素人がオステオパシーを学ぶことは、不可能と断言していいでしょう。

そのような学校に限って、必要な手法のみを教えているのであって、たくさんの手法を教える必要はないといいます。これも詭弁です。

なぜ教えないか、それは、知らないからです

確かにオステオパシーにはたくさんの手法がありますが、その多くの手法の中に共通した理論があります。それを理解し、多くの手法に触れ練習を重ねるからこそ、正しいオステオパシーを行うことができるのです。

上述の学校の出身者が、一部の団体が専門書を売らないと批判していますが、これはたぶん私が所属している団体のことをさしているんだと思います。売らないのには、理由があります。これは、翻訳出版の契約をするときに、素人には販売しないようにという条項があるからだと聞いたことがあります。
また実際に、上述のような素人集団が、見よう見まねで本を読んだだけで、さもわかっている顔をして教えるのは、大変危険なことです。本を読んだだけでは、一定以上の技量と医学知識の持ち主でないと、行うことは不可能なのはもちろん、教えることなど絶対にできません。ウチは実践派などと訳のわからないことを行っている人には、理解できないことでしょうが。

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