最近の鍼灸学校事情
ここ最近鍼灸学校が急造しています。鍼灸師希望者はそんなに増えていないにも関わらずです。もともとは柔道整復師(柔整師)の学校が増えました。これは厚生労働省の学校設立規制がある事情で緩和されたからですが、柔整学校に関する法律と鍼灸学校に関する法律がほとんど条文が変わらないため、鍼灸学校設立が相次いだんですね。
柔整師に関しては門外漢なので知りませんが、鍼灸学校設立の急増は、明らかに無理があります。
そのおかげで、各鍼灸学校は大変みたいですね。
新規の学校は増えるわ、既存の学校は新しい鍼灸科を増やすわで、定員割れ続出みたいです。
資金力と経営力のある学校は大丈夫でしょうが、なんのポリシーもなく、ただウチも波に乗っかれとばかりに新規に学生募集数を増やした結果、早くもあちこちで経営危機の声が聞こえています。
定員の半分どころか4分の1にも満たない学生しか集まらないところ、経費削減のためベテランの非常勤講師を減らし新人教員を増やした結果授業内容が悪くなってかえって評判を落としたところ、などなど。
学校というところは入学試験料で儲けているようなところもあります。例えば1人3万円受験料を取って、定員100人のところ4倍の400人来れば、1200万円の収入です。それが、あちこちに学校ができたせいで、受験者が集まらない。せいぜい定員いっぱい集まったとすると、300万円の収入、差し引き900万円の減収です。
これは大きいですよ。
私のところにもいろいろ情報が集まってきています。
鍼灸科増員を推進した責任を問われて首になった役員がいたり、売りに出ている学校があったり、借金が返せない状況に陥った学校もあったり、閉鎖も検討している学校があったりと、いろいろ話を聞きます。
これからもし生き残ろうとするのなら、その学校独自の特色を出すこと、経営のプロを雇うこと、或いは思い切って、閉設を決めることでしょうね。
今までのように、安穏と募集していたら、適当に授業していても学校は続くと思ったら大間違いです。
鍼灸師希望者も、これからは経営体質をよく調べる必要があるように思います。
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Tracked on July 06, 2007 at 01:32 PM


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