はっきり言おう。鍼灸学校に未来はない
前に言ったように、鍼灸学校がここ数年乱立しています。厚生労働省の認可基準が緩和「させられた」ためです。
新規に学校を作ったところ、新しく鍼灸科を増設したところ…、様々です。
でも、それで学生が増えてるかというと、総和はそうでもないんですね。
結局、一校あたりの希望者が減ります。
すると、受験料が減ります。
応募倍率が下がると、学生の質は下がります。
学校によっては応募の段階で定員割れ確実なので、だれでも希望者は入学させてしまいます。
すると、今度は授業の質が下がり、国家試験の合格率も下がります。
新規の学校の場合、新しく教員を雇用しなくてはなりません。
でもそうそう優秀な教員はいません。
増設した旧来の学校も課程増にあわせて教員増加をはからなくてはなりません。
やはり、優秀な教員獲得は難しくなります。
ここで物を言ってくるのは、
「きちんとした教育理念を持っているか」
「展望を持った経営方針を持っているか」
の2つでしょう。
この2つがなければ、近い将来、その学校には閉鎖や課程閉鎖が待っています。
すでに、そのような新設課程の閉鎖を決めた学校とか、身売りをあっちこっちに打診している学校もあると風の噂で聞いています。
この業界は、噂早いんですよね。うっかりしたことすると、個人の鍼灸師であれ、鍼灸学校であれ、すぐに悪評が立ちます。
そういえば、ある学校の教務責任者にたまたま「学校の教育方針は?」と聞いたところ、
「ありません!」
と即答されてひっくり返ったことがありました。
ある学校のベテラン教員が、
「学生の言うことは適当に聞いて適当に答えとけばいい」
と公言しているのを聞いたことがあります。
ま、こんなのが何人も集まっている学校があれば、長くは持たないでしょうな。
借金して学校作って、学生が集まらずに焦ってるとこ、結構あるみたいですよ。これは鍼灸学校だけではなく、柔道整復師の学校もそうらしいですけど。
5年先が、ある意味、楽しみです。
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