鍼の深さ
鍼を刺すとき、どれくらい深く刺すか。
これは鍼灸師によります。
どこに刺すのもほんの1、2ミリしか刺さない人もいますし、
どこに刺しても数センチの深さに刺す人もいます。
私は、処方と場所によって、どれくらい深く刺すか違います。
ほんの数ミリの時もあるし、鍼の長さ限界まで刺すこともあります。
よく間違えておられるのが、深く刺すと痛いという誤解。
浅く刺しても痛く刺せば痛いですし、深くても痛くなく刺せば痛くないんです。
痛いか痛くないかは、鍼灸師の腕によります。
ただ、この痛みと、「ひびき」といわれるものは違います。
「ひびき」とは鍼治療独特の感覚で、痛気持ちいいような、何かプツプツと流れるような不思議な感覚です。
ここでいう痛みというのは、刺すときの痛みで不快なものです。
不快な痛みを感じさせずに、気持ちのいい「ひびき」をいかに出せるか、
ここに鍼灸師の腕が問われます。
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