もっと基礎力を
最近鍼灸過程の学校が増えたせいか、鍼灸、按摩マッサージともに、学生、卒業者を問わず、少々技術が荒くなっているように感じます。
もちろん、経験が浅い分技術が低いのは仕方がないんですが、それにしても基本的なことがわかっていない人が多いようです。
どうも、各学校とも、国家試験対策に重きを置いて、肝腎の技術の方がおろそかになってきているように思います。
鍼灸や按摩、マッサージの学校では、実技の時間があります。その時間で基本的な技術を学びます。
単調な繰り返しの訓練であり、学生によってはおもしろくないと感じるかもしれませんが、この実技をきっちりこなしているかいないかで、しょうらいの「腕」がかなり変わってきます。
ボクはセミナーでプロ学生問わず教えているわけですが、学校で、こつこつ実技を練習してきた人は、最初ヘタでも少し指導するとすぐに上達します。実技をおろそかにしている人は、なかなか上達しません。
そういうことで、個人の学校での実技時間に対する心構えが問われるわけですが、先に書いたように最近は学校に問題があるような気がしてなりません。
実技を指導する教員に技術がないとか、基本的な実技をあまりせずに臨床実習に力を入れているとか-基礎ができていないのに臨床実習をいくらしても無駄なだけです-、そのような学校の学生は、腕が格段に低いようです。
今年の受験シーズンはそろそろ終わりですので、来年受験を考えている人は、実技をいかに充実させているかをよく調べてみて下さい。実技をきちんとしている学校は他の科目もきちんとしている傾向にあります。実技を指導する教員に臨床経験があまりない若い人ばかりだとか、まだ基礎もできていないうちから臨床実習をさせているような学校は、私なら避けます。
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